HMRSのヘタレ趣味の部屋
ラジコン GP編 FR12Rエンジン
へたれながらもGPカーに慣れてきたHMRSはそろそろNEWエンジンを導入しようともくろみます。
やはり薦められるのはOSのTZ。ノーマルでも速い。見ていればわかります。しかし予算不足のHMRSにはちときつい。
ネットで情報収集(2チャンネル)してみるとこんな記事がありました。
TAMIYAのFR-12Rは TR以上TZ未満!
安い! コストパフォーマンスに優れる!
むむむむ・・・・・・!。
導入決定です。
というわけでFR-12Rがやってきたわけですが、箱が思ったより小さくエンジン本体の大きさもTZより一回り小さい感じです。
ただブルーのヒートシンクにブラックのクランクケース、そこに大好きなTAMIYAのロゴ! かっこいい・・
早速慣らしにというところですが、GPラジ助
さんのページにばんのすけ方式 という慣らし法が紹介されていました。この方法はある程度経験を積んだ方がやればよい方法なのであろう、
と今はつくづく思いますが、よせばいいのに初心者HMRSは これで行こう! と決めてしまいました。 これが苦難の始まりとは!
ばんのすけ方式はほとんどベンチで仕上げてしまうという方法です。ということはコースで走らせなくても慣らしができる!
少しでも出費を抑えたいHMRSはFR-12Rを廃V-OneSのシャシに組み込んで近くの河川敷へ向かいます。
まずは全開アイドルを2タンクを、とスタータに乗せエンジン始動! かかっては停止かかっては停止! 悪戦苦闘の末ようやく始動、
アクセルを開けながらエンジン回転が落ちるまでニードルを開けていきます。数回繰り返しアクセル全開になり、
アイドリング回転にしなくては・・。極度に低い回転を連想していたHMRSはどんどんニードルをあけていきました。そのとき!
カタカタカタカタ・・・・・ ノッキングかな? 何も知らないHMRSは2時間がかりで同様に2回の全開アイドルを終え疲れ果ててしまい、
その日は終了となりました。
数日後、こんどはサーキットに持ち込んで慣らしを始めます。サーキットの常連さんたちの評価は(TAMIYAエンジン!?)というところ。
ばんのすけ方式については(どうなの?)という感じであったので 郷に入れば郷に従え MA氏も尊敬するS先生のもと、
慣らしを始めました。
S先生の慣らし法は、まずベンチで3タンクほど(全開アイドル2タンク、通常アイドル1タンク)その後走行により負荷をかけながら、
といった感じのものでした。その全開アイドルなのですが、HMRSが考えているものより回転が高い! 通常のアイドルより少し高いかな?
ぐらいです。
あとは走りながら徐々にニードルを絞っていきますが、そろそろスピードに乗ってきたかな?という頃、S先生曰く 音がおかしい。
確かに普通のエンジンよりも何か変な音がしており、フライホイールを触ってみると少しガタついています。
ベアリングが逝った。
とS先生。目の前真っ暗 思い当たることは最初のベンチ慣らしのあのノッキングのような挙動。
仕方がなくエンジンをGXRに載せ換え走行したところ、FR-12Rはきっと速かっただろう!という憶測がニードルを絞らせてしまいました。
パキッ と音がして車が停止。GXRも逝ってしまいました。
FR-12Rはやはり内側のりベアリングがひどい状況でした。おまけにシリンダーヘッドとピストンがデトネーション?により溶けています。
GXRはコンロッドが折れ、ピストンが割ればらばらといった状況。散々な結果となりました。
今日の教訓
1.初心者は、まずは経験者のもとで慣らしを行いましょう。
1.エンジンの絞りすぎには十分注意しましょう。
ばんのすけ方式はもっと経験を積んでから再度挑戦してみます。
エンジンの慣らし法はベテランの方であれば経験によるそれぞれの理論をお持ちのようで十人十色、
いろいろな経験を積めばもしかすると HMRS方式 なるものができるかもしれませんね。
次回に続く。(FR-12Rにターボヘッド装着だ!! 注 残念ながら、FR-12Rは生産中止となってしまいました。)