HMRSのヘタレ趣味の部屋
鉄道編 江名鉄道の道床跡? 2007年5月
ナローゲージの鉄道模型が好きだったためか、林鉄の廃線探訪のページなどが好きでいろいろなページをちょこちょこ拝見しているのですが、
ある日江名鉄道を題材としたページに行き当たりました。しげさんの浪江森林鉄道〜古の鉄道を訪ねて〜
です。
江名鉄道に関してはしげさんのページを見ていただくとして、
HMRSにとっては父親が実際にディーゼルカーで乗り入れをしていただけあって非常に興味のある題材です。
子供の頃に海水浴へ行く途中のバスの車窓から右上方向に走る江名鉄道の道床跡を見上げていた記憶もあり、道路改良工事の後、
昔ほどではないのですがまだ残っていたはず。ということで写真撮影に出かけてみました。
間違いなければ江名鉄道唯一の遺物かと思われます。
まだのこっていますねぇ。やはり結構高いところを走っていたのですね。普通の人が見ると何の変哲も無い風景ですが、 その筋の方が見ればすぐに分かりますよね。
道路脇に残る無意味な平場を思わせる繁み、突入かとも思いましたがやめました。(ヘタレ) 街道WEBのTUKAさん あたりに期待したりして‥
ちょっと見づらいのですが、暗い部分がコンクリート吹きつけ。その吹き付けの中段あたりから道床跡?が残っています。 この道路、(福島県道15号 主要地方道小名浜四倉線)は永崎海岸から若干下り勾配でこの交差点まで来て、 ここから上り勾配で四倉方面へ向かいます。 たぶん赤線の勾配で海岸まで結ぶとちょうど道路の高さにぶつかるのではと考えられます。
と問われると言い切ることはできませんが、コンクリート吹き付けの状態を見るとこれは新たに作った小段ではない、 と言えますので、何らかの既設物が残ったということは間違いありません。 おやけこういちさんの書いた 常磐地方の鉄道 の中にも やがて、左側の眼下から上って来た県道と交わる。 という一節もあり、間違いないとは思うのですけれどもね。